お前の口を閉じろ

私が私のことを全て伝えるのは単に二重三重になっている私の深層をあなたに暴いてほしいだけで

私の存在をいつもあなたに委ねてしまう

考えていることを言葉にしようとするとその途端全てが散逸していく、エントロピー

なにもかもを詳かにするということ、無理では?????

思考が統一された形にまとまらない苦しみを味わう

誰が私を思い出してくれるだろう?

私の存在の空虚さ、透明さを感じている

話せば話すほど私は空虚な穴になっていく

お前の口を閉じろ