sketch 43
ある朝目覚めたら、世界はもう終わった後だった。
私は走っていた、愛の名のもとに、誰だって思ったことがあるはず、これが永遠に続けばいいと。誰もが感じたはず、永遠であってほしかったのに終わってしまったときの悲しみを、悲しみとも言えないあの感情、あなたもきっとある、苦いともしょっぱいとも言えない味を、あなたも、あなたも、あなたも。
なぜわかりあえなかったのだろう?
なぜ?
なぜ?
一瞬だけでも分かり合えたと思えた瞬間があったのに。そこに確かに。存在していたのに。あれはなに? そこには本当はなにがあったのか、私にはわからない。続きを読みたかった。
愛の名のもとに。
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ではきっと次の、次の彼女がいるだろう。世界がそうして終わり、そして、hello,world.