sketch44
私の目の前にお母さんの作ってくれたお弁当がある。梅雨入りをして朝方や夜中はまだ毛布をかぶらなきゃいけないほど寒く、でも昼間は日が出ると暑く、私はいまだに服装を決められない。仕事に行くための服を選ぶのが面倒だけどそもそも仕事着と普段着があまり別れてないから変わらねーやと思う。
頭痛がする。
私はサラダを食べながら晴れた空を見る。朝まで雨が降っていたので外は少しだけ蒸していた。昨日の夜、突然昔好きだった人のことを思い出して、その人のラインを見に行ったら可愛い猫二匹のアイコンに変わっていて、なんだこれ彼女いるなーと思ったけど彼女どころじゃない、結婚しててもおかしくない年齢でした。私もそう、私は連絡するのはやめよーと思ったけどそもそも10年前に一ヶ月付き合ってた女から急に連絡きたらそれはもうホラーなんですよね。
毎日毎日生きているのに、時が止まっている気がする。
私の時は止まってしまったのかもしれない。
私はあんまりこう、器用に他人と付き合ったりできないので、恋をするとその恋に全てのエネルギーを注いでしまうタイプなので、疲れるからやりたくねーなと思うことが多いけど、こういう風に昔のことを思い出して、誰かを好きになりたいと思うこともある。いや疲れるから嫌だけど基本、でももしかしたら私には他の人生があったのかも? と思うことがある。
多分それは誰もが思ったことがある。
なかったよ、他の人生なんて。
私を含めたみんなに言いたい、なかったのよ、他の人生なんて。あなたの人生がただそこにあるだけ。私の人生がただここにあるだけ。
時には選べない場面も我々にはあった。それがほとんどだったかもしれない。選ぶこともできないまま流されてたどり着いたのが今ここなのかもしれない。でもそれが私の人生であり、後悔したとしても、幸せにしてあげたかったなんて今更思ったとしても(今更なんかじゃない、ずっと思っている)、今ここにいるのが私で、誰にも代わってもらうことはできない。ここにいる。私はここにいる。私は私の人生を生きている。たとえそれが完璧に美しいものでないとしても、思ったとおりのものでないとしても、私は抗い、戦い、選択し、押し付けられたものを受け取り、捨て、破き、拾い、繕って、今ここにいる。
あなたもそう。
目の前のレタスは美しいフリルを持って、みずみずしい。
そこに愛がありますように。
無題
すばらしい日々だ
力あふれ
すべてを捨てて僕は生きてる
君は僕を忘れるから
その頃にはすぐに君に会いに行ける
君へ
久しぶり。元気でしたか?
私はそこそこ元気であり、仕事をして、気の合う友人もいる。昔ほど神経質ではなくなったし、死を望むことも少なくなった。君も元気だと思う。そうであってほしい。
私は君と会わない間、家族の介護をしたり、その家族を看取ったりした。死は昔夢見たものからは程遠いものであると知った(時は流れている!)。
他人を傷つけ、それと同じ強さで自分を引き裂きたいと思う夜もある。
そして相変わらず物語を書いている。
とても短いものもあれば、ある程度の長さのものもある。スマホで書くこともあれば、紙やブログなんかに残らない、頭の中で消えていってしまったものもある。
恋人たちの話や、灯台の話、記憶喪失の男の話、魂の話、遠い時間を隔てて共鳴する見知らぬ二人の話、友人が殺戮マシーンになる話、冬の朝の話、雨の夜の話、宇宙旅行の話。
私は正直、君に会って話そうという気持ちがあまり起こらない。会いたくないわけではなく、顔を合わせて話すとき、私の言葉はいつも上滑りして、真実から遠ざかる。
だから私は書いている。
思うに、整合性のある出来事はこの世にはない。私たちは数多くの偶然を拾い集め、手の中のそれを運命だと言う。
時は流れている。私は君の生活が幸せであるように願っているが、離れている時間が長すぎて、私たちはきっと昔のようには話せないだろうと思う。
私は私の生に整合性をつけるために、私は物語を綴っている。毎日。
私と君が再び会うことがなくても、もう二度となくても、私は君を友達だと思っている。
最近書いたもの。日付は11月25日。
「人間はくだらんなと思う気持ちと人間は素晴らしいなという気持ちが同時にあり
私は絶えず過去の私に語りかける
人生はそれほど悪くないと
私がバカ騒ぎしていた時
あなたはどこにいた?
未来の私が絶えず今の私に語りかけている
生まれてこなければよかったと思うことが山ほどあると
でも今の私には何も聞こえない
だから思ったほど悪くないと思う
あなたはどこにいた?
この先の未来に私に似た誰かとあなたに似た誰かがきっとすれ違い、もしかしたら一緒にお茶でもしてるかも
でもそれは決して私ではなく、あなたでもない
名も知らない誰かたちがドラマのように愛し合う
名も知らない誰かたちは言葉はなくても実はすごく強い力で愛し合っている
誰かと分かり合えたと心から思うことなく死んでいく人もいる
きっとそういう人の方が多い
自分たちが生み出した悲しみを人はときおりとても美しいものに生まれ変わらせ
私たちはそれを美しいと思う
私が思ったことは過去誰かが思ったことであり
そうしてそこに私が加わった
私が思うことはこの先の誰かが必ず思うことで
そうしてそこに誰かが加わる
そうやって最後はどうなるのか
どうやって終わるのか
その頃私は生きていない、私は私ではなく
草や水やもしかしたら半導体や電源コードかもしれない
私は何かを想うこともなしに
あなたたちの終わりに立ち会うだろう
それを今からとても楽しみにしている」
君の生活がうまくいくことを祈っています。
遠くの君、あるいは今日話した君へ。
その列車に乗る
存在をあなたにあげよう、すり減らしてすり減らして、自らを切り取り、切り取り粉々になったそれをあなたに渡そう
あなたを笑わせよう
あなたのしたい話をしよう
私はしたくないが
あなたのためにあげよう、だがあなたはそんな献身を求めてはいないだろう
虚無の受容
虚無…ってなに?と聞かれたので書き残しておこう
あなたに理解できるとは思わないが
それは何もないということだよ
私の人格には整合性がないということ
その時その時あるものを受け入れて生きてきたということ
耐えられない穴
人は好きなように私を見るじゃない
私の影をみている
そこに私そのものはいない、ただ「ない」という存在を生きること
それを黙って受け入れるということ
私はそこにいて、どこにもいないということ
あなたが私を見る時、私はそこにいる
あなたが私を見る時、私はそこにいない
私が私を見る時、私はそこにいる
そして、私が私を見る時、いつも私はそこにいない
どこにもいない
仕事納め
最近は仕事が忙しいというか、仕事楽しいなと思う
まあ全然非正規雇用!飛ぶか来年首!?みたいなギリギリを走ってるんだけど
感情に振り回されてるのは最近ものすごくて
仕事が楽しいという反面強烈なストレスもあるんだと思っている
ただそれを他人にぶつけちゃいけないんだよな
わかってんだけど
仕事納めだったけどちょっとはみ出してる。
どういう顔して話せばいいのかわかんない人がいる
なぜかうまくできない、他の人にはいくらでもうまくやれるのに
どうしていいのかわかんない
あなたが思うより深く多くの感情を私は持っているし
私はそれを注意深く隠してもいる
この膨大な量の感情を私はあなたには理解してほしいと思う
空虚さや苦しみや孤独を
あなたはきっとこれを持っていないから
それは美しくないし優しくもない、ただ醜くて自分勝手なものではあるが
それを明け渡したいと思うこと
やめたいな
やめなきゃなって思う
やめて〜
私もうこんなことしたくない、これ以上
いつだって叫び出しそう
とりあえず私は今年頑張ったことを自分で認める作業をする
作業
作業なんだ…
自分を好きにならなきゃ!って言葉の意味がわからない
割とマジで
今年もお疲れ様でした。
穏やかさとは
感情のジェットコースター
いつも他人のこと困らせる
ほんとはもっと緩やかに愛したり過ごしたりしたいのに
めちゃくちゃに激しい感情が
やめたい…この存在を…わたしには重すぎる…感情が…つかれた
本当のこといつも見逃す
自分の感情すら
すこしちゃんとブログに文章として残しておきたいなと思う
また書きます