断片を

「魂の話をしようよ。

もうなにをしても元には戻らないよ。

傷つき続けた魂の話だ、自分が傷つけられた分人を傷つけなければ気が済まない、そういう、そういうこともあるんだ。

他人をいくら傷つけたとしても元に戻ることなんてない、絶対に、世界はもう元には戻らないよ。どんなに後悔してもやり直すことなんてできない。もうなにも、なに一つとして、元には戻らないんだよ」