sketch 31

正月でした。あけおめ今年もよろしくお願いいたします。
なんつーか、年末ぐっちゃぐちゃだったんですが、実家で食べては寝て食べては寝てを繰り返しているうちに、多少元気になりました。

父には働くということについて、説教をされたけどそれは全く間違っておらず、
「お前はいつまでも夢の世界にいる」と言われました。

対する私は夢の世界の住人であることを自覚しつつ、なぜそれがいけないのかわかりません。
多分世界に一人くらいは、夢の中の住人でもいいんじゃないかなと思うんです。
それは多分親心を考えりゃ随分通じない話だし、それもわかるんだけど
私は夢を見ながら必要最低限の生活費を稼ぐ役をやります。

人生は舞台だとシェイクスピアは言った

初詣に行った先、父は何をそんなに一生懸命祈っていたの?と聞くと、
「世界平和」を祈っていたと言っていて、
自分の願い事が叶うには、世界や人類が幸せでなければいけないから、とのことでした。
私は毎年、「こんなことができるように頑張りますので、見守っていてください」という願い方をするんですが、
今年は私利私欲に走って「あれがほしーい!」「あれがやりたーい!」「あの子がほしーい!」と願ってきました。
たまにはいいよねと思いました。。。笑

まあそんなこんなで3が日が過ぎました。
私は……私は……こんなでいいのか28歳!?そんな気もしていますが、今年も元気に頑張ろう。
夜中、さらさらと雪の降る音がして、空からは白いふわふわが音もなく降ってきてとてもきれいだった。
朝になると町は一面真っ白で、冬は美しい光景でした。
ベランダの手すりに積もっていく雪を見ながら、
もう戻らないこと、取り返しのつかないこと、悲しい淋しい苦しいこと、全部、
もうすこし明るく受け止められるようになりたいと思いました。
心の中に雪が降って、ずっと降りやまない。しんしん、しんしんと降ってどんどん冷たいのが積もっていく
春が来れば雪が解けるみたいに、それがちゃんと解けるといいと思う