夢見るロックンロール:THE PINBALLS

2018年4月 THE PINBALLSメジャーデビューおめでとうございます! いやーずっと待ってた。

カラオケ配信もこれか増えてくるのかなと思うと嬉しいです。

結構前からTHE PINBALLSの布教してるのですが、楽曲の殆どが西洋やその他のモチーフを持ってきているので歌詞だけ見るとわりと???となってしまうかもしれません。

だから私のまわりにファンが増えません…………

でもTHE PINBALLSの楽曲は夢見てる、夢見る正統派ロックンロール。 やっぱロックは夢見なきゃだめだと思います。 硬派。渋い。三橋と伊藤で行ったらいたうチャンです。

お前らマイヘアなんて聞いてんじゃねえ!ブラジャーのホックを外すときだけでいい、心の中までわかった気になるのは。このフレーズは秀逸なんだけどよ、キャッチーだしわかるけどよ。

ソリッド町子の聞いてる音楽なんてどうせメンヘラなんだろ?ミオヤマザキとか聞いてるんだろ?とかこないだ人に言われ、まあそう思われても仕方ありません。でもそう思った奴は壁に手をついて一列に並べ!蜂の巣にしてやる。(ちなみにマイヘアは聞くがミオヤマザキは聞きません)

だけどTHE PINBALLSはメンヘラなんてものとは全く無縁。とにかくカッコイイ!クールな音楽をじゃんじゃんやりまくっています。 (となるとこれまた私の大好きなSyrup16gは夢見てんのか?と思うかもですが、ジャンル違いということでご容赦案件。)

ロックンロールは夢見させなきゃいけない。ロックンロールを聞くことで私は夢を見ている。 「20世紀のメロディ」が2015年と言うとこにビビってる 最初に聞いたときはあまりピンとこなかったんですけど、今聴くとなんかじわーっと来る歌で、最近はずっと聞いています。

「港へ向かう終列車が終わってしまっても/僕にはわかってた/美しい歌を歌うすべての鳥が/南へ消えたんじゃないこと」

 このAメロだけで泣けるんですけど、Cメロの

遠い空の下に/長い夜の中に/

まだ残っているなら/かすかに鼓動を刻むなら

教えてくれ胸の中に甘い時を/ずっと消えないものがあると

どうやったらこんなメロディライン思い浮かぶんだ!?という感じ。おしえてーくてーむねーのなーかにー!あまーいとーきをー!これカラオケで歌ったら絶対気持ちがいい。

さよなら20世紀

さよなら20世紀

 

無論新譜も聞いています。 これまた世界観がよくわかんねえ!と思いますが、それがいい。スタンダードな青春パンクがあるように、スタンダードなジャズがあるように、ハウスの4つ打ちがあるように、THE PINBALLSはとにかくスタンダードずぎるほどにロックをキメています。

初めてきいたのは「片目のウィリー」だったんだけど、衝撃すごかったもんな。いまこの時代にこんな曲を作れるのはたぶんTHE PINBALLSだけだろー!

例えばブランキーと似てるという評価はわかるわかる!となるし、私もそういう部分が好きなとこでもある。

でもブランキーは世紀末の子供達であって、今はもう世紀末は終わっちゃったのよ。その中でこんな音楽ができたっていうのがすごい感動ポイントで……

新しくないけど古くない。世紀末の見ていた夢とはまた違う夢を見せれくれる。

 

あとこのバンドをバンドをたらしめている要素の一つに古川君の歌声があると思うんですけど、これはもう才能。誰にも真似できない歌声という稀有な才能。喉つぶさないように頑張ってください。

NUMBER SEVEN

NUMBER SEVEN

 

こちら、「蝙蝠と聖政レオンハルト」が入ってます。しぶい~

あと「ひとりぼっちのジョージ」、良さしかない…。憧れのような遠い遠い感情が蘇る。見たことのない海を創造するときのような気持ち

 

【早期購入特典あり】Primal Three (通常盤CD)(B3ポスター(B絵柄)付)

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私的に再&高の「Voo Doo」と「花いずる森」。 花いずる森は歌詞を見ると結構泣けます。珍しくバラード

というわけでみんな、今私の中で一番押してるTHE PINBALLS、聞こう!

そしてライブに行こう。

ニンジャスレイヤーから入った方もいらっしゃると思うし、それしか知らない方もいらっしゃるとは思いますが、全曲マジでおすすめだよ。

渋い、その一言に尽きる。

最後に遠来の季節と言うことで「真夏のシューメイカー」を紹介します。 なんだろ、触覚とか温度とかセンチメンタルを含んだ風の匂い、雨の匂い、曇り空と遠くで聞こえる雷の音、全部音楽にできるってスゲーなと思います。

近況としてはいろいろありました。悔しいことや情けないこと、悲しいこともたくさんあったけど、どっちを書くより自分の好きなものかいた方がいいかなと思いました ただの日記は又の機会に。 なかなかあったかくなってきて躁っぽくなってきているので、ここで無理をし過ぎないように、セーブしてセーブしていこうと思います。


THE PINBALLS『真夏のシューメイカー』

このギターソロ最高かよ

 

天気よかったり悪かったり、ダメなこともあるしいいこともある、いいことばっかりじゃない。生きていくのはそうそう簡単なことじゃないけど、楽しいこともたまにはあると生きていけそうな気がしてきます。 この季節が一番好きなんだ、風が気持ちいいね